★☆★ Mugendo Navigator ★☆★         発行日:2006年3月12日

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             Mugendo Magazin

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 ◆つげ忠男エッセー「峠の茶屋」連載第二回

 

 ◆特集(1)つげ忠男1958年作品「自殺しに来た男」

    ☆『街』24号より全14ページ

 

 ◆特集(2)貸本マンガRETURNS

  ☆『貸本マンガRETURNS』誕生まで  三宅秀典

  ☆ パラパラマンガ体験              うらたじゅん

 

 ◆うらたじゅん「メカ音痴エッセー」連載第二回

 

  ◆映画

  ☆中川信夫・業の人間アラベスク −行こか戻ろか 天国 地獄−

 

 

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◆ つげ忠男エッセー「峠の茶屋」 連載第二回

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              「馬糞症」           

 

 

ノンキ・陽気・元気の三拍子が売りの、わが友“さすらいのギャンブラー”の

表情が冴えない。花粉症でクシャミ・鼻水がひどく、夜もよく眠れないという。

 

 

毎日大きなマスクを着けている。「その上馬糞症じゃますます辛いね。」気の

毒とは思いつつ、長年の付き合いの気安さで、ついオチョクリを入れてしまう。

 

 

「ソレを言っちゃあオシマイよ。」

彼は肩をすぼめ、映画「フーテンの寅」さんの口調を真似てそう応える。

さらに続けて、「サワリもカスリもあるけど、カラミが無くてな」と。

 

 

このところ競馬は連戦連敗、暗く長いトンネルの中をヨロヨロさまよい続けて

いる。トシを重ねるにつれ、気力・体力が減退するのは仕方がない。

自然の成り行きで、どうアノ手コノ手を駆使して抗おうとタカは知れている。

しかし勝負勘までもが衰えていくのはかなり淋しく、ダメージは大きい。

 

 

常にデータを重視する競馬ファンはこれを笑う。

勘なんてのはしょせん脳にインプットされている過去の経験や資料の蓄積から

発生するもので、そら気に病むことなく、先ずは冷静に勝負レースの分析に集

中すべしとのたまう。

 

 

「つまりそういうことだそうな。」

“さすらいのギャンブラー”へ、わたしは厳かに耳打ちする。

「そうか、冷静に分析を・・・・・か。」

なんだかイヤに神妙な顔をして彼が頷く。

 

 

そこで競馬新聞のデータにくまなく眼を通し、冷静な分析で選び抜いたレース

目をしみじみ眺め、サテ、憮然とした面持ちでこう呟くのだ。

 

 

「なんだ、これじゃまるっきり新聞の予想そのままじゃねェか・・・」

結局彼はそれを買わない。

 

 

「やっぱりオレにはオレの勘があってさ、自分流の勝負をしたいのよ。

コレとコレとコイツが来りゃあ万馬券だぞ。」

まあ、勘は勘なのだろうけど、どちらかと言えば願望に近い。

 

 

大マカに見れば、これまでの人生の大半を何事も勘に頼って生きてきたわたし

や彼にとっては、すべからく理詰めの能書きなど、オモシロクオカシクもない

ってところなんだろうさ。

 

 

毎度チマチマとした額を賭けての、話はたかが競馬の勝負観に付いてに過ぎな

いのだが、そこから自身の足元ぐらいは見詰めることが出来る。

 

 

わが友の花粉症は季節が過ぎれば治るのだが、共々、馬糞症は続く。

 

 

 

                             2006年2月28日

 

 

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◆ 特集(1)つげ忠男1958年作品「自殺しに来た男」

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        全14ページが見れる

↓↓↓↓↓つげ忠男の「自殺しに来た男」↓↓↓↓↓

 

http://www.mugendo-web.com/tsuge_jisatsu01.htm

 

 

 

貸本マンガ史研究会

2006年2月7日

当会の会員である吉備能人が、つげ忠男(柘植忠男)さんの古い作品を発見し

ました。『街』24号に掲載された「自殺しに来た男」と題する半裁マンガ14ペ

ージです。最終コマには、「1958.11.6」と記入されています。また、トビラに

は「第9回新人コンクール入選作品」との文字があります。

しかし、『街』の「新人コンクール」の募集要項にあるサイズとは違っている

のが不思議です。

 

吉備能人

2006年2月8日

念のため付け加えると、『街』24号には新人コンクールの番付表が掲載されて

いて、「柘植忠男」は2点を獲得(!)しています。

兄にはナイショで?投稿していた常連だったために、『街』編集部から受けた

依頼原稿がデビュー作となったのかもしれませんね。ちなみに、選考委員には

辰巳ヨシヒロ氏も入っていました。

 

夢幻堂「掲示板」から抜粋

 

 

 

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◆ 特集(2)『貸本マンガRETURNS』

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『貸本マンガRETURNS』誕生まで

                              三宅秀典

 

『貸本マンガRETURNS』は、4年ほど前に梶井純の提案で企画を練ったもので

す。その企画書の冒頭に掲げた「企画意図」は、次のようなものでした。

 

こんにちでは貸本マンガを借りて読んだ経験をもたない世代が多くなっていま

す。そのために、貸本マンガの存在自体が伝説化されたり、誤って伝えられた

りする危険が多くなっていると思われます。

若い世代なども、貸本マンガを自分たちが知らなかった新鮮な「世界」にたい

する興味や関心の対象として見ているらしいことは、ウェブ上のさまざまな掲

示板などをとおしても感じられることです。しかし、それらの関心に対応でき

る活字メディアの成果は皆無に近く、いま新しい関連書の出現は待望されてい

るといっていいでしょう。

 

この企画は、そうした課題に応えるために、貸本マンガとはこういうものなん

だ、とその魅力やディテールを若い世代にも伝えられるものにしたいと思いま

す。また、オールドファンにもうなずいてもらえる内容にもできるでしょう。

同時に、記述をとおしてこれまで不詳だった歴史的な事実を掘り起こすところ

まで迫りたいと思います。文章は平易に、紹介することを主眼として、堅苦し

い論文調は排したいところです。いちおう、通時的な章立てを採っていますが、

「通史」的な記述はあまり意識しないで、息抜きにもなるおもしろそうなコラ

ムや、ビジュアルを多数掲載することで、読ませる展開とともに、見せること

も可能なものにしたいと考えています。また、コラムは貸本マンガの基礎知識

的な貸本業界についての解説を、巻末には貸本マンガ関連の年表、貸本マンガ

家リスト、貸本マンガ出版社のリストも付します。

 

この企画書をもっていくつかの出版社に打診をしたのですが、なかなかよい返

事がもらえず、こうなれば自費出版しかないか、などと考えていました。とこ

ろが、ある人の紹介でこの企画書がポプラ社の編集者の手に渡り、発行が決ま

ったのでした。

 

今だから言えることですが、本当の発売日は、去年の春の予定だったのです。

遅れた原因? それはもう、原稿が遅れに遅れたからです。ポプラ社との交渉

窓口を担当した僕は、どれだけイライラカリカリしたことでしょう。なんとか

原稿が集まりだしたのが去年の夏ぐらいだったでしょうか。

 

それでも、みんなが書いた原稿は力の入ったもので、時間がかかったのもしか

たなかったといえるでしょう。

 

ところが、その原稿をすべて掲載するとなると、500ページは必要になります。

そこで原稿を大幅にカットしなければならなくなってしまいました。

「少女マンガ」を担当した吉備能人のものなど、1/2以下にカットでした。

しかし、その原稿はいずれ日の目をみることもあるでしょう。それほどいい原

稿でした。

 

また、急遽「終章」としてあらたに、ちだ・きよしが書いた「貸本マンガに溺

れて」も貸本屋があった時代の雰囲気を伝え、きっと読者を60年前後に誘うこ

とでしょう。

 

「資料編」にも力を注ぎました。貸本マンガの年表はたぶん初めて公開される

ものです。また、貸本マンガ家1000人+αのリストも載せています。子どもた

ち、そして若年労働者に愛された貸本マンガを描いたマンガ家たちは、ほんの

一部分を除いてこの世界からひっそりと退場することを余儀なくなれました。

しかし、かれらの存在こそが現在の多様なマンガ表現を準備したといえます。

このリストは、そんな貸本マンガ家へのレクイエムでもあります。

 

「企画意図」にもあるとおり、この本は堅苦しい研究書ではありません。

貸本マンガの世界を紹介したものです。とはいえ、その時代背景、ほかの大衆

文化にも目配りしています。

 

ぜひ、手にとってお読みください。

 

 

主な内容は下記です。

貸本マンガRETURNS  かつて、子どもたちの生活に寄り添うように貸本屋があ

った。そこでは、時代劇やミステリ、怪奇マンガや少女マンガなど、さまざま

なマンガ作品が生まれ、愛され、消えていった。

 

戦後と共に歩んだ、貸本マンガの知られざる世界。

 

貸本マンガ史研究会 編著

発売ポプラ社 A5判/336ページ/定価:本体1800円+税

ISBN4-591-09191-0 8000-247

 

■主な内容

 

序章 貸本マンガの豊かな世界(三宅秀典)

 1 貸本屋という「世界」

 2 貸本マンガ略史

 3 貸本屋の衰退

   コラム 貸本マンガの原点「赤本マンガ」

   コラム 出版社による「サービスの実態」

   コラム 全国貸本組合連合会とは?

 

1章 ヒーロー現る! −時代劇マンガの世界(権藤 晋)

 1 紙芝居と貸本マンガと

 2 生活者の視点−つげ義春の場合

 3 革命とリアリズム−白土三平の場合

 4 無秩序と残酷性−平田弘史の場合

 5 女性読者とセンチメンタリズム−小島剛夕の場合

 コラム 映画と貸本マンガ コラム 紙芝居からきた貸本マンガ家たち

 

2章 ミステリ、ハードボイルドの誘惑

       −探偵ものからアクションまで(ちだ・きよし+三宅政吉)

 1 戦後の大衆文化と貸本探偵マンガ

 2 『影』の誕生とその影響

 3 短編誌、百花繚乱!

 4 ハードボイルドマンガと悪書追放

 5 アクションマンガの流行

   コラム 劇画工房の誕生と崩壊

   コラム 貸本マンガの造本

   コラム 貸本マンガ誌の「読者のページ」

 

3章 少女たちの夢のゆくえ−少女マンガの世界(吉備能人)

 1 母と娘の相克−母子ものを中心に

 2 都市的なもの農村的なもの

 3 脱「泣かせ」と劇画ブーム

 4 「貧乏・病・戦争」はいかに描かれたのか

 5 少女ロマンの実相

 6 黄金の六〇年代

   コラム 貸本少女マンガの表紙の変遷

   コラム マンガ家と読者をむすぶもの

   コラム 描き版とは?

 

4章 異世界への誘い−怪奇マンガの世界(三宅秀典)

 1 鬼太郎・三平・悪魔くん

 2 恐怖の系譜

 3 徳南晴一郎と楳図かずおの世界

 4 怪奇マンガの爛熟と衰弱

 5 ふたたび「水木世界」へ

   コラム 半裁マンガとは?

   コラム 貸本SFマンガの世界

 

5章 青春って何だ!? 貸本マンガの終焉と青春マンガ(三宅政吉)

 1 時代に翻弄される青春群像−『忍者武芸帳』と『黒い傷痕の男』

 2 わかものへのまなざし−青春マンガの登場

 3 人生論としての青春−大長編青春劇画『あぁ青春』

 4 繊細さと明るさと−『青春』のみやわき心太郎と下元克己

 5 記憶に残る青春マンガ

 6 少女たちの青春−永島慎二とつげ義春

   コラム 「悪書」とは何か?

   コラム 貸本マンガの流通過程

 

終章 貸本マンガに溺れて(ちだ・きよし)

 ●貸本マンガが呼び起こす心象風景

 ●子供の日常とマンガ

 ●貸本マンガと映画と

 ●貸本マンガを集めた日々

  コラム 貸本マンガ家たちの死

 

資料編

 ●貸本マンガ関係年表

 ●貸本マンガ家リスト1000+α

 ●主要貸本マンガ出版社リスト

 

 

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■ パラパラマンガ体験 ■

 

                             うらたじゅん

 

『貸本マンガRETURNS』のおかげで、私はこのトシになって生まれて初めて「

パラパラマンガ」を描く機会を得られた。4コママンガにストーリーマンガ、

子どものころから色んなパターンのマンガを描いてきたが、なぜか「パラパラ

マンガ」を描いたことはなかった。

 

うらたじゅんサイトの「スペシャル モア」というコーナーに、三宅秀典×う

らたじゅん対談「第1回●貸本屋と子どものころのマンガ体験について」(20

01年10月29日 SYNAPSE事務所にて)が掲載されていて、そのなかに「パラパラ

マンガ」についての会話がある。

 

三 宅 授業中に描くっていったら、たとえば教科書の隅にパラパラマンガな

    んか描いてなかった?

うらた それはやってないです。

三 宅 僕は小学生のころからやってたかなあ。

うらた パラパラマンガっていうのはよく聞くんだけど、そのころは全然知ら

    なかった。

三 宅 こういうふうに、教科書のページの角に描いて、パラパラやるでしょ。

    でもこっちからも描けるし、下も使える。

うらた それじゃ、教科書1冊で4本立てじゃないですか(笑)。

三 宅 マンガっていっても、僕のは野球のピッチャーがボールを投げたり、

    バッターが打ったりするような単純なものだったけど。

うらた そういうのって高度な技術じゃないですか。

三 宅 そんなことないよ。誰でもやってたよ。

うらた 男子だけだったんじゃないかなあ。そういうのってどこで憶えたんで

    すか。

三 宅 雑誌の付録にあったような気がするけど。夜店とかでも売ってたよう

    な気がする。それで憶えたんじゃないかなあ。

うらた 私、大切なことを体験してないような気がする(笑)。だって楽しい

    じゃないですか。授業中にできるし。

 

・・・と発言している通り、私は子どものころ「パラパラマンガ」を体験して

いない。おそらくこの対談の時、三宅氏はとても楽しそうに「パラパラマンガ

」遊びについて語ったので(実際の対談の場ではもっと長い会話になっていた

はずである)、私は「大切なことを体験してない」ような気になり、とても残

念に思ったのだろう。

 

他のマンガはともかく、「パラパラマンガ」を描いて遊ぶという行為は、なか

なか大人になってからではできない。子どもが授業中に教科書のページの角に

「パラパラマンガ」を描いて遊ぶことはあっても、大人がわざわざ本のページ

の角に「パラパラマンガ」を描いて遊ぶことはあまりないだろう。しかし幸い

私は下手ながらマンガを描き続けてきたおかげで、このトシになって「パラパ

ラマンガ」を描いて遊ぶ機会にめぐまれた。

 

このたび三宅氏から「パラパラマンガを描いてみませんか?」と、お声をかけ

ていただいた時、とても楽しい遊びに誘われた気分で喜んでお受けした。しか

し、なにしろ「パラパラマンガ」を描くのは初めてである。自信はない。まず

は「パラパラマンガ」の感覚を掴むために古本を使って習作を描いてみた。

 

「いやあ〜、パラパラマンガって面白いなあ・・・」と、このトシになってパ

ラパラマンガの楽しさに目覚め、描くのが面白くなってきて本を2、3冊つぶ

してしまった。初めてのことは新鮮であるから、すっかり気分は「パラパラマ

ンガ」にはまり、「パラパラマンガ家をめざそうかしら」なんて、お風呂の中

で一瞬だけ本気で考えた夜もあったほど。冗談はともかく、さて、できばえは

如何なものでしょうか・・・。

 

「貸本マンガ史研究」の愛読者としては、貸本マンガ史研究会が全力をあげて

取り組んだ『貸本マンガRETERNS』のページの片隅にお邪魔させていただけ光

栄であるが、執筆者諸氏および読者の方々に喜んでいただけるかどうか心配で

ある。私自身は童心に戻り楽しんで描かせていただいたが、みなさまにも楽し

んでいただけたら幸いです。

 

 

                      2006年3月3日 うらたじゅん

 

 

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◆ うらたじゅん「メカ音痴エッセー」連載第二回

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             「下には下が」

  

自分のメカ音痴を棚に上げて他人の音痴を笑うのは何ですが、私の友人のなか

に、こんなオトボケな奴がいる。年下の友人のMちゃんで、彼女は私より1年

遅くパソコン (彼女はウインドウズ)をはじめた。

 

パソコンをセットアップして、インターネットにつなげて(そこまでは自力で

上手くいったらしい)、嬉しくて彼女は早速誰かにメールしようとした。事前

に誰かさんから聞いていたそのメールアドレスを入力しようとした。しかし、

困ったことに、キーボード上に@マークが見つからない。いくら探しても見つ

からない。そこで彼女はこう考えた。

 

「@マークは手書きで入力するのかも知れない」と・・・。

 

そう思った彼女はマウスを握りしめ、マウスパットの上に@マークの形を描い

た。しかし目の前の画面に@マークは現れない。

書き方が悪いのかも知れない。そう思い彼女は再挑戦。しかし@マークは画面

に出てこない。まけるもんか!

 

出てこい!@マーク!!

 

かくして彼女は手に汗とマウスを握りしめ、幾度も幾度もマウスパットの上に

@マークを書き続けた。しかし努力も空しく画面に@マークは出てこない。

ほとほと疲れ果てた彼女は、ついに、パソコンのアドバイザーに電話をかけた。

アドバイザーいわく

 

「@マークはキーボードのなかにあります。もう一度よく見て下さい」

「ええ〜っ! うそぉ〜! どこに!?」

 

彼女はキーボードの上部にある「@」マークを「二重丸」だと思っていたよう

だ。たしかにキーボードの@マークは小さくてわかりにくいけど・・・。

 

しかしなあ・・・。メカ音痴の私でさえ、そんなアホな初歩的ミスはしないぜ。

私は、Mちゃんが必死でマウスパットの上に@マークを書いてる姿を思い浮か

べては笑いが止まらなかった。

 

下には下がいるもんだ。

 

 

また、こんな音痴さんもいる。とある道路沿いの本屋の奥さんが「うちとこ近

々パソコン販売をする予定なので、その準備に忙しいのよ」と言って、なんだ

か張り切っていた。ほ〜う、店鋪の半分をパソコン・ショップにして事業拡大

するのか。しかし随分と思い切ったことを・・・。

 

御主人も奥さんもメカには弱いと思っていたけど、身内に誰かメカに強い人が

いるのかな? なんて思っていた。

 

しかし次に会った時、「もうじき、うちの店のホームページができるから見て

ね。甥っ子に作ってもらったんだけど、私も色々とアイデアを出したのよ。

これからは本もパソコン販売しなきゃ遅れてしまうからね」と彼女はにっこり。

 

ん・・・?

 

それって、本の「ネット販売」のことじゃないか? 「パソコン販売」なんて

言うから、私はてっきり「パソコン・ショップ」でも始めるのかと思って驚い

ていたのに。な〜んだ、そういうことだったのか・・・。

 

メカに弱そうな彼女がいきなりパソコン・ショップなんぞを始めたら、私とし

ては大いに焦ってしまうところだったが、単にパソコン用語の使い方を知らぬ

だけだと知り、ほっとした。

 

まだまだ下には下がいるもんだ。

 

 

http://www.ne.jp/asahi/jun/urata/

 

 

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆  映画  中川信夫・業の人間アラベスク −行こか戻ろか 天国 地獄−

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映画監督 中川信夫

 

1905年4月18日京都生まれ。29年マキノ映画入社。山上伊太郎を「心」

の師と仰ぐ。マキノ映画倒産後、32年市川右太衛門プロへ。右太衛門プロ閉鎖

後37年東宝へ。エノケンの喜劇を中心に、時代劇、文芸物などを監督。

41年、戦時中の映画統制で東宝をやめ42年中華電影公司で記録映画を監督。

46年中国から引き揚げ、47年新東宝へ。62年新東宝倒産まで「東海道四

谷怪談」など多ジャンルの作品を手掛ける。以後、東映、日活などで監督。テ

レビ作品も多数。

82年「怪異談 生きている小平次」を遺作に、84年6月17日に死去。

 

 

人間の業をみつめてきた79年。その結実が、97本の映画に昇華させた人間

アラベスク。怪談怪奇映画の巨匠と言われている中川信夫。しかし全作品中、

怪談怪奇映画は「地獄」など8本しかない。時代劇、喜劇、シリアスな社会劇

、文芸作、恋愛物など仕事のジャンルの幅は広い。この中に中川信夫が貫いた

ものがある。弱者の視点から、理不尽なものたちをうつ「心」である。

 

中川信夫がいった。「腕は売っても、心は売らん」 その「腕」、天衣無健の

映画表現とその「心」、貫かれた精神。

 

 

 

ラピュタ阿佐ヶ谷 中川信夫監督映画特集

http://www.laputa-jp.com/

 

2006年3月26日(日)〜4月29日(土)

 

主催:中川信夫監督・生誕100年特集上映実行委員会

協力:国際放映、東映、東宝、日本アート・シアター・ギルド、円谷エンター

プライズ、東京国立近代美術館フィルムセンター

 

【上映作品】

 

『思春の泉』 『妖艶毒婦伝 人斬りお勝』 『憲兵と幽霊』 

『ウルトラマンレオ』『八百万石に挑む男』 『さすらいの旅路』 

『夏目漱石の三四郎』 『亡霊怪猫屋敷』 『雷電』 『続 雷電』 

『「粘土のお面」より かあちゃん』 『私刑』 『水滸伝』 

『平四郎危機一発』 『怪談 蛇女』 『新編 丹下左膳 隻眼の巻』 

『石中先生行状記 青春無銭旅行』 『エノケンの頑張り戦術』 

『プレイガール』 『地獄』 『日本残酷物語』 『番場の忠太郎』 

『怪異談 生きてゐる小平次』 『東海道四谷怪談』

 

 

 

「地獄でヨーイ・ハイ!!」ワイズ出版

http://www.wides-web.com/

中川信夫 怪談・恐怖映画 鈴木健介・編 価格 1,500円

 

 

 

                          資料提供ワイズ出版

 

 

 

 

 

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●DVD「蒸発旅日記」+つげ義春サイン入り「蒸発旅日記」シナリオ

http://www.mugendo-web.com/dvd_jyouhatsu.htm

 

 

●DVD「無頼平野」+つげ忠男サイン入り「メイキング・オブ無頼平野」

http://www.mugendo-web.com/dvd_burai.htm

 

 

 

 

●「つげ忠男シュールレアリズム」サイン入り本 好評発売中!!

http://www.mugendo-web.com/sign_yoyaku.htm

 

 

 

■編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

予定より数ヶ月遅れての配信です。次回の配信は不明だが、もっと内容を豊富

にしないと・・・。

 

 

リサイクルショップをなにげなく覗いたら、高価で手がでなかったSONYの

22インチCRTディスプレィが、な、なんと5,000円。

丹念にチェック。2002年製ならそれほどの劣化もないだろう。外観も良好。

支払いをして逃げるように車へ積んでさっそくテスト。

オ〜、明るい、コントラストも問題なく、画歪も調整で直った。

だが、わずかだが画像のズレがある。TVのゴーストのようなのだ。それほど

気にはならないのだが、気にしだすと我慢できない。

 

SONYサービスへ連絡すると来訪するとのこと。連絡して次の日にサービス

マンが来てくれたのだが工場で修理するとのこと、ついては修理基本料金が

15,000円、プラス実費だという。

ウ〜ン、30,000円までなら、ということで修理を依頼。一週間後に届いた。

満足のいく画質になっている。ビクビクしながらうけとった請求書は16,00

0円だった。基盤の調整だけでOKだったらしい。

 

液晶では出ない色が出てくれる、すでに製造中止のCRTだが、当時は150,

000円前後の価格のものを、20,000で入手したことになる。

 

一人、悦に入っている。

 

 

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